こんにちは!素敵を作るDIYレシピ『Make! Something Sweet♡ スクラップブッキング101』チーフエディタ、土田麗子(Lei)です。
今月3日に開催されたすたんぷえん主催のスタンプ講習会のレポと、フォトポリマー製クリアスタンプの使いはじめのコツと、「ちょっと失敗しちゃった!」といった時の挽回法についてお届けします。
午前中はAltenew「ウインターローズスタンプセット」を使ったカードを5枚作りを。作るのは5枚ですが、テクニックはその倍!お伝えしましたよ♪
新品のフォトポリマー製クリアスタンプを使用する際には、一番初めだけ消しゴムで表面をまんべんなく軽くなでて使います。つるつるの表面をならして、しっかりインクがのるようにするための工程です。
消しゴムでなでるのは使い始めの1回目だけで大丈夫です。インクをつけてスタンプをしたら、水をつけた古タオルやベビーワイパー(Altenew創始者タスニムから伝授)ですぐにふき取ってくださいね。
クラスは満席、ありがとうございました!
駆け足で作った5種のカードですが、基本の色の組合わせからアレンジまで一通りお試し。だんだんと口数が少なくなっていく皆さん。真剣さが伝わってきました♪
インクを扱っていてつい!という瞬間はありますよね。失敗してしまった、と思っても大丈夫。スタンプはちょっとした工夫で失敗を最初から狙っていたように見せることができるんです。
こちらのカードの右上部分には、つい手が滑ってインクを落としてしまいました。うっすらと残る、インクの形……
こういった場合は、上から何かをかぶせてしまえばOKです。
ここでは、スクラップブッキングのペーパーからカットした「タグ」を貼りました。最初から狙ってデザインしたかのように見えますよね!
この他、バラを別のペーパーにスタンプしてから切り取って、インクのついてしまった部分のバラをポップアップさせるなどもおすすめです。センチメント(心情をあらわす文章)をペーパーにスタンプして貼ってもいいですし、アレンジ次第でまた違ったデザインが楽しめます。
ぜひひと工夫で、失敗のなしのアレンジを楽しんでくださいね。
『Make! Something Sweet♡』統括責任者
ライフログフォトグラファー/スクラップブッキング講師
千葉県在住
1976年生まれ。2003年スクラップブッキング教室を開講、定期クラスのほか各社企業の講師として「日本ホビーショー」や「ISOT」等の展示会にて、16年間で延べ6,000人以上を教える。
数々の雑誌・ウエブサイトなどのメディアにてハウツー記事、作品制作を担当。2004年より5年間にわたりスクラップブッキング専門誌の翻訳・寄稿編集を担当するほか、るるぶ「こどもとあそぼ!首都圏版」では16ページの特集記事の作品と執筆、付録の監修を手掛ける。2017年度「赤ちゃんとママ」では年間を通し、連載記事を執筆。
ライフログフォトレッスン講座を主宰、スクラップブッキングの写真の撮り方の普及に努める。「リトルママ東京」ライターとして2014年よりサークル、幼稚園・保育園取材し記事執筆するほか、雑誌寄稿や翻訳・通訳者として活動中。
2014年 国際スクラップブッキング協会インストラクター賞受賞
2015年 JLL生涯学習協議会 認定講師アワード受賞
スクラップブッキング専門誌 ラブメモ+第二期デザインチーム
2017年~現在 Altenewデザインチーム