こんにちは!素敵を作るDIYレシピ『Make! Something Sweet♡ スクラップブッキング101』チーフエディタ、土田麗子(Lei)です。
スクラップブッキングの小さいサイズのアルバムはミニブック、ミニアルバムとよばれ、世界中のスクラップブッカーが様々な形や仕掛けを楽しんで作っていますね。そんなミニブック作りに挑戦したい!と思った時、スッキリ簡単にまとまる方法をご紹介します。
丁寧にサイズを測って切ったり、折り目やのりの貼り方をキレイに…など、基本的な作業で見た目をよくすることももちろんポイント。その上で、スクラップブッキングの12インチ(約30センチ)四方のページ作りでも解説しましたが、まず取り組むべきは『色』を合わせること!
ミニブックを作る際には、まず形や使用するパターンペーパーを決めます。ペーパーは写真のテーマに合ったものや、かわいいお気に入りなど選び方は様々ですがメインになるペーパーを選んだら、その他サブとして使用するペーパーや飾りアイテムはメインの色と合わせることでまとまりのある一冊になります。ちぐはぐだったり、雑多な印象になりやすいミニブックですから、ぜひ色選びに注目してみてくださいね!
上の画像では、雪をテーマにメインのペーパーを雪だるまの柄にしました。雪だるまのペーパーはメーカーから配色やデザインが考慮された数種類のペーパーコレクションとして販売されている内の一枚なので、サブのペーパーは同じコレクションから選ぶのが楽です。飾りアイテムとして使用するボタンを、ペーパーに色味に合わせると画像のボタンが勢ぞろいしました♡
ミニブックの本体となるボックスは、雪だるまの手袋や背景色の緑とうまくマッチするものを選んでいます。どの色があるのかな?と見ただけで判断できない場合は、具体的に書き出していきましょう。
ここでは:
雪だるまの白
そりと雪だるまの口の赤
手袋と背景の柔らかいグリーン
雪だるまのほっぺのピンク
雪だるまのマフラーのグレー、赤、ピンク、緑、水色、カーキ、からし色…
こんなに狭い範囲にいろんな色が集まっていますが、この中の色味に限って飾りアイテムを選べば雑多なイメージにはならないのが色合わせのメリット。ミストやスタンプインクなど、着色剤を選ぶ際にも色味を合わせます。
*白、黒、グレー、ベージュ、茶色、緑などはニュートラルカラーとよばれ、いつでも使用可能とされます。
スクラップブッキングのメーカーから発売されるペーパーコレクションはあらかじめ色が計算されているので、ぜひそのコンビネーションを活用してミニブック作りを楽しむのがおススメです。色を合わせるだけで簡単におしゃれなアルバムを作ることができますよ!
『Make! Something Sweet♡』統括責任者
ライフログフォトグラファー/スクラップブッキング講師
千葉県在住
1976年生まれ。2003年スクラップブッキング教室を開講、定期クラスのほか各社企業の講師として「日本ホビーショー」や「ISOT」等の展示会にて、16年間で延べ6,000人以上を教える。
数々の雑誌・ウエブサイトなどのメディアにてハウツー記事、作品制作を担当。2004年より5年間にわたりスクラップブッキング専門誌の翻訳・寄稿編集を担当するほか、るるぶ「こどもとあそぼ!首都圏版」では16ページの特集記事の作品と執筆、付録の監修を手掛ける。2017年度「赤ちゃんとママ」では年間を通し、連載記事を執筆。
ライフログフォトレッスン講座を主宰、スクラップブッキングの写真の撮り方の普及に努める。「リトルママ東京」ライターとして2014年よりサークル、幼稚園・保育園取材し記事執筆するほか、雑誌寄稿や翻訳・通訳者として活動中。
2014年 国際スクラップブッキング協会インストラクター賞受賞
2015年 JLL生涯学習協議会 認定講師アワード受賞
スクラップブッキング専門誌 ラブメモ+第二期デザインチーム
2017年~現在 Altenewデザインチーム