こんにちは。スクラップブッキングのことならなんでもおまかせ!ハウツー&情報サイト「スクラップブッキング101」チーフエディタ、土田麗子です。
本日ご紹介するのはクラックルペイント。アクリル絵の具でサンドイッチして塗り重ねると、なんと不思議!パリパリっと表面がくだけて、まるで砂漠で水が干からびた後のようなひび割れができるペイントなんです。
その名もクラックル(=ひび)ペイント。
アンティークショップで並んでいるような、木のフレームもお手の物。さあ、皆さんは何をペイントしてみますか?
こういったペイントは画材店で商品を見ただけは使い方がわからないことが多いですよね。ぜひ動画をご覧になってひび加工をぜひ楽しんでください!
クラックルペイントの使い方
着色指導:Kyoco
用意するもの
・バターミルクペイント2色(下地用・仕上げ用)
・オールクラックアップ(クラックル塗料)
・刷毛
・使い捨てできるカップ
・水少量(ペイント薄め用)
・紙やすり
1.下地になる色を用意します。塗料がさらっと流れ落ちる程度まで水で緩めます。
※しゃばしゃばにならないように注意。
2.木目に対して平行に塗ります。2度塗りをする際には1度目をぬった後、1時間ほど乾かして2度目をぬります。
※ひび割れさせた時に見える下地の色になります。
3.下地がしっかりと乾いていることを確認したら、クラックル塗料をひび割れさせたい部分に塗っていきます。この時下地とは垂直方向に塗っていきます。
4.クラックル塗料の表面が乾いて指でさわった時にぺたぺたとした感触になっていれば、仕上げの塗料を木目に対して平行に刷毛を一気に動かして塗っていきます。
5.仕上げの塗料は塗った瞬間からひび割れが始まるので、一回塗りしかできません。そのため、下地の塗料より少し薄めに水でゆるめておくと刷毛を置いた時に、ぼてっと付きすぎることがありません。
6.一気に塗ってしまった後は、多少汚くなってしまったところがあってもOKです。24時間しっかりと乾かした後に、紙やすりでエイジングを加えます。その際に寄れてしまった部分などは削ってしまいましょう。
オールクラックアップの購入先:
銀座ソレイユオンラインショップ
605-17397 バターミルクペイント オールクラックアップ(水性) 236ml | バターミルクペイント | | 銀座ソレイユ ネットショップ
「銀座ソレイユ ネットショップ」で取り扱う商品「605-17397 バターミルクペイント オールクラックアップ(水性) 236ml」の紹介・購入ページ
バターミルクペイント、専用刷毛の購入先:
銀座ソレイユオンラインショップ
『Make! Something Sweet♡』統括責任者
ライフログフォトグラファー/スクラップブッキング講師
千葉県在住
1976年生まれ。2003年スクラップブッキング教室を開講、定期クラスのほか各社企業の講師として「日本ホビーショー」や「ISOT」等の展示会にて、16年間で延べ6,000人以上を教える。
数々の雑誌・ウエブサイトなどのメディアにてハウツー記事、作品制作を担当。2004年より5年間にわたりスクラップブッキング専門誌の翻訳・寄稿編集を担当するほか、るるぶ「こどもとあそぼ!首都圏版」では16ページの特集記事の作品と執筆、付録の監修を手掛ける。2017年度「赤ちゃんとママ」では年間を通し、連載記事を執筆。
ライフログフォトレッスン講座を主宰、スクラップブッキングの写真の撮り方の普及に努める。「リトルママ東京」ライターとして2014年よりサークル、幼稚園・保育園取材し記事執筆するほか、雑誌寄稿や翻訳・通訳者として活動中。
2014年 国際スクラップブッキング協会インストラクター賞受賞
2015年 JLL生涯学習協議会 認定講師アワード受賞
スクラップブッキング専門誌 ラブメモ+第二期デザインチーム
2017年~現在 Altenewデザインチーム