ワンシートワンダーとは1枚のデザインペーパーを余すところなく
隅々まで使い切って作るワンシートワンダーカード、
土台に1枚のペーパーしか使わないボックスや、ミニアルバム、
12インチのシングルページのこと。
ワンページワンダーともよばれ、様々な型やバリエーションがあり、
多くの人が楽しんで作っています。
日本語に直訳すると「一枚の不思議」「一枚の魔法」といったところ。
数あるワンシートワンダーミニアルバムの型の中から、
とても人気のある形をご紹介します。
材料が少ないのに凝ったデザインで、プレゼントにも最適です。
解説・監修/土田麗子
こんにちは。スクラップブッキングのことならなんでもおまかせ!ハウツー&情報サイト「スクラップブッキング101」クリエイティブチームkyocoです。
手の平にちょこんと乗るかわいいサイズのミニブックを作りましょう。ペーパー1枚で出来上がる、ワンシートワンダーとよばれるミニブックです。
パタパタと折りたたんで仕掛け絵本のような楽しい小さなアルバムには、ポケットも付けられるので思い出のチケットやタグを写真と一緒に収納できますよ。
作業動画はこちら:
用意するもの
- 厚めの12インチカラーペーパー(カードストック)
- カッター
- はさみ
- 定規
- のり
作り方
■サイズ表
1.まずはじめに縦の折り線をつけていきます。12インチペーパー(カットしていないもの)を左から3インチ(約8cm)のところで鉄筆などで線をまっすぐ上から下までなぞってしっかり後を付けます。
※ここでは厚めのペーパーを使用しているので、折ったときに紙に負担をかけないように1/16インチ(約2㎜)ほどずらし、同じように線を引きます。こうすることで畳んだ時の山側にかかるテンションを弱めることができるため、ペーパーが自然に破れてしまうことが防げます。
2.サイズ表の通りに縦に2本線を入れたら、残り3インチを切り落とします。
3.次に横もサイズ表のとおりに折り線をつけていきます。この際も1/16インチずつずらして折り線を引いていきます。
4.3で引いた線をガイドに画像のようにカットしていきます。1/16インチで付けた線の外側をカットして行くと折り込んだ時に畳みやすくなります。ペーパーの厚みなどで変わりますので、畳んでみて折りづらいようなら様子をみて少しづつ切り落としても大丈夫です。
すべてカットしたら両サイドを真ん中に折り込んで一番下の表面が上に来るように蛇腹に折ってしっかりと折り目を付けていきます。表紙になる部分に収納するような形になるので、蛇腹に畳んだ部分を上に折り込んでしまいます。
※折り目はこのように少し厚みが出て入ればOK。ペーパーに厚みがあればあるほど山側がちぎれたように破けてしまうので、注意してくださいね。
今回は交互にポケットを作りました。3インチの半分ほどの場所を飾り切りにして上下をのり付けしました。
手の平にすっぽりと収まってしまうこのミニブックは、小さな升目を埋めていくような楽しみがあります。ペーパーの色や選ぶパターンペーパーによってガラッと表情が変わるので、楽しみ方も無限大!ぜひ世界に一つ、あなただけのミニアルバムを作ってみてくださいね。
紙一枚で作る!ワンシートミニアルバムの作り方動画はこちら:
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クリエイター
兵庫県在住