こんにちは!素敵を作るDIYレシピ『Make! Something Sweet♡ スクラップブッキング101』チーフエディタ、土田麗子(Lei)です。
人生には、『絶対忘れたくない』と思う瞬間がいくつも訪れます。家族で行った旅行、友達の笑顔、ペットと過ごす時間、子どもが生まれた日、はじめてのあんよ…。私たちは大切な場面をずっと残しておきたいと、カメラのシャッターをきります。デジタルカメラが普及して、写真を撮ることがより身近になりましたが、データのままパソコンに保存したままになっていませんか?スクラップブッキングで、思い出を鮮やかに残し大切な記憶を伝えましょう。
<道具>
スクラップブッキングは『切って貼る』という簡単な作業だけで作ることができるクラフトです。特別な技術も、高価な道具もいりません。とっても身近な道具ではじめることができるんです!はさみ、カッター、カッターマット、定規、アシッドフリーのテープのりまたは両面テープ、顔料水性の黒ペンをそろえて、さっそく1ページ作ってみましょう。
使い古した道具の数々。
もとから家にあったものを今でも使用し続けています。足りないな、使いやすいものが欲しいな、と思ったらスクラップブッキング専用の道具を買い足せば。
<材料>
カラフルなペーパーやさまざまな装飾アイテムが年に数回、各メーカーから発売されるスクラップブッキングはショッピングもだいご味の一つですね。
ペーパー:
スクラップブッキングの基本サイズは12インチ×12インチ(約30センチ×30センチ)です。無地のカラーペーパーや、柄がプリントされたペーパー、不透明なヴェラムペーパーなど紙の種類が豊富で、それぞれの特性を生かした作り方を楽しむことができます。ペーパー選びに迷ったら、写真に写りこんでいる洋服や背景の色など、「写真の中の色」とペーパーの色を合わせると上手くまとまります。また、ノート柄ペーパーなど、どんな写真にも合わせやすい定番柄を選ぶのも、使いやすくておススメ。ペーパーはシリーズで数種類発売されるため、テーマにぴったりのシリーズを選んでその中から2、3枚組み合わせて作るのもまとまりのあるページになります。
アクセント/エンベリッシュメント(装飾アイテム):
レイアウトを華やかに彩る様々な装飾アイテム。レイアウトにメリハリをつけてくれるタイトルには、大きめのアルファベットステッカーを。コメントを書くスペースには、カラフルなジャーナリングカード。スペースが空きすぎていたら、ボタンやスパンコール、ペーパーフラワーなどを散らして!
数あるアクセントをすべて買い揃えるのは無謀なので、自分好みの定番をいくつか決めて購入すると作品作りでも迷いにくくなります。ペーパーとおそろいのステッカーが使いやすいならステッカーを、女の子のページ作りならリボンやレース、男の子のページ作りならギアなどある程度、数を絞って購入するのも手ですね。
『Make! Something Sweet♡』統括責任者
ライフログフォトグラファー/スクラップブッキング講師
千葉県在住
1976年生まれ。2003年スクラップブッキング教室を開講、定期クラスのほか各社企業の講師として「日本ホビーショー」や「ISOT」等の展示会にて、16年間で延べ6,000人以上を教える。
数々の雑誌・ウエブサイトなどのメディアにてハウツー記事、作品制作を担当。2004年より5年間にわたりスクラップブッキング専門誌の翻訳・寄稿編集を担当するほか、るるぶ「こどもとあそぼ!首都圏版」では16ページの特集記事の作品と執筆、付録の監修を手掛ける。2017年度「赤ちゃんとママ」では年間を通し、連載記事を執筆。
ライフログフォトレッスン講座を主宰、スクラップブッキングの写真の撮り方の普及に努める。「リトルママ東京」ライターとして2014年よりサークル、幼稚園・保育園取材し記事執筆するほか、雑誌寄稿や翻訳・通訳者として活動中。
2014年 国際スクラップブッキング協会インストラクター賞受賞
2015年 JLL生涯学習協議会 認定講師アワード受賞
スクラップブッキング専門誌 ラブメモ+第二期デザインチーム
2017年~現在 Altenewデザインチーム