こんにちは!『Custom Art Factory』です。
1年間の大切な想い出を見開き12ページ分のミニブックにまとめるYEARBOOK。
Custom Art FactoryではYEARBOOK本体キットを皮切りに、ひと月ごとのページキットを定期的に限定販売しています。
そこで、ひと月ごとのページキットを使って他のスクラップブッキング作品にも取り入れられるちょっとしたコツをご紹介していく連載企画スタートです!
イヤーブックとは?
1ヶ月に撮影した中から数枚、厳選した写真を見開きページに貼って、1年分の写真を1冊のイヤーブックとよばれる小さいサイズのアルバムにまとめる写真整理術のこと。ショップ『カスタムアートファクトリー』で販売中のYEARBOOK(イヤーブック)ページキットを使って、他のスクラップブッキング作品にも取り入れられるちょっとしたコツをお伝えする連載企画を1年分お届け!
Custom Art Factoryのキットでは、紙などの素材にわざとダメージを加えるディストレス加工のテクニックを多用しています。
このディストレス加工を効果的に行うことで、作品に立体感や雰囲気を持たせることができます。
ディストレス加工の方法としては、ふちをボロボロにする、茶色く着色するなど様々な方法がありますが、今回は1月のキットで使った「紙やすり」を使ったテクニックをご紹介します。
まずはパターンペーパー選びからですが、パターンペーパーはメーカーやシリーズ、ペーパーパッドかばら売りか、などによって様々な厚みのものがあります。
特に厚みの薄いペーパーは、ふちをボロボロにするやり方だと効果が出にくくまたペーパーも切れやすいので、こうした素材にディストレス加工を行うには紙やすりを使うのが効果的です。
やり方はとっても簡単で、ふちに沿うように軽く紙やすりをかけるだけ。パターンペーパーは薄いものだけでなく、基本的にどんなものでも紙やすりの効果が出ます。
カードストックの場合は、「紙の芯の色」に注意します。
カードストックというと一般的にBazzill Basics Paperのものが基本となると思いますが、これは紙の芯まで同じ色なので、紙やすりをかけても表面が荒れるだけでほとんど効果が分かりません。こういったタイプの紙には、ふちをボロボロにしたりインクで着色した方が効果的です。
カードストックのなかには「ホワイトコア」や「クラフトコア」など、芯の色が表面の色とは異なる種類のものがあります。「コア」とは「芯」という意味で「ホワイトコア」とは「内側が白い」紙のことを言います。
こうした紙を使うときはぜひ、紙やすりを使ってみてください。テクスチャのあるものは浮き出た部分のみ色が剥がれて芯の色が見え、奥行きが出ます。
中には柄がエンボスされたペーパーもあり、こうしたペーパーに紙やすりを使うとより効果がはっきり出ます。これはコアの色が表面の色と違う紙を使って自分でエンボスした場合でも同じ効果が得られます。
YEARBOOK1月のキットでは、ホワイトコア、クラフトコア、雪模様のエンボスペーパーなど、紙やすりの効果が感じられるペーパーをチョイスしてみましたので、ぜひお試しくださいね。
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