こんにちは!素敵を作るDIYレシピ『Make! Something Sweet♡ スクラップブッキング101』チーフエディタ、土田麗子(Lei)です。
アルバム作りの時短にかかせない「スケッチ」の連載3回目をお届けします。スケッチを基に作るメリットは、配置がすでに決まっているので仕上げまで短時間で終わらせることができるところ。初心者さんだけでなく、忙しいママや仕事を持つ女性にもアルバム作りを気軽に楽しんでもらいたい!そんな思いを込めて今回のスケッチでは千葉県で10年間スクラップブッキング教室を定期開催している中澤よし先生をゲストCTにお招きして、さらなる時短のコツを伝授していただきます。どうぞお楽しみに!
スケッチ作例:中澤よし
スケッチの左側にボーダーを配置し、写真の下には大きめのレースペーパーを置いて女の子のかわいらしい世界を演出しています。レースペーパーの色は濃い緑色だったので、写真を一番目立たせるためにあえて裏側の白っぽい面を使用しました。
飾りアイテムとして、『スクラップブッキング101』で作り方を紹介しているマスキングテープで作るフェザーを2本、柄違いで貼っています。
こんにちは!子育てや仕事など忙しいママたちにもスクラップブッキングを楽しんでもらえるよう「60minutes scrap!!」を提案しています、千葉県で講師活動をしている中澤よしです。
スクラップブッキングを始めようと思ったら、写真を選んでいるうちにお昼寝中のお子さんが起きてしまった…。家族が寝静まってから始めたら、配置が決まらず夜中遅くまで悩んで終わってしまった…、みなさんにはそんな経験ありませんか?
スケッチと材料を前もって選んでおけば、お悩みもすぐに解消すること間違いなし。「さて始めよう!」と思ったときにすぐ始められて、限られたほんのひと時の「自分時間」を有意義に使える時短テクニックをお届けします。ぜひみなさんのお役に立ちますように。
1.ポイントは作る時間と前準備の時間を分けること
限られた「自分時間」の中で、「スケッチを選んで」「写真と材料を選んで」「切ったり貼ったりの作業をして」では盛りだくさんすぎて時間が足りなくなってしまうのもうなずけます。おススメは「前準備」はあらかじめ数日前から隙間時間ですませておいて、「作る時間」と切り離すこと。
前準備では、まずはじめに使用する写真の枚数に合わせてスケッチを選んでおきましょう。好みのスケッチが決まったら、使いたいペーパー数枚、飾りアイテム、写真を用意します。ここまでを前もって終わらせることで後日、作る作業に集中できる時間が作れます。
2.それでは制作タイムを楽しみましょう
使いたいものを一通り選んだら、30センチ四方のスクラップブッキングペーパーがすっぽり入るA3サイズのクリアファイルやボックスに材料を合わせて入れて、いつでも取り出して作れるようにスタンバイさせておきます。
今日はスケッチ選び、明日は写真のプリントと、少しの隙間時間を上手く使って材料を集めていくのが秘訣です。
10年間の講師活動の中で、毎月12インチのクラス用にキットとサンプル作りをしてきましたが、この方法が一番効率よくスクラップブッキングができると生徒さんにも大好評なんですよ。ぜひお試しくださいね。
中澤 よし(yoshi*)
スクラップブッキング講師
BLOGhttps://photoscrap2006.blogspot.jp/
千葉県在住。スクラップブッキング教室「*Love photo*Love scrap」を主宰。
2001年長男出産をきっかけにスクラップブッキングに出会う。
当たり前のように撮ってしまってあったたくさんの「写真」が「かわいいく飾って残せる」スクラップブッキングに魅了され、独学で手法を学ぶ。
2006年、地域のママ達を中心にスクラップブッキング教室を始める。
現在、定期クラスをはじめ、幼稚園や小学校・公民館主催講座などの講師活動やイベントでのワークショップ、「行徳つきいちクロパ」などクロップパーティーを主催。
スクラップブッキングを楽しむ場を提供している。
子育てや仕事など忙しいママたちにもスクラップブッキングを楽しんでもらえるよう
「60minutes scrap!!」を提案。1時間で1枚レイアウトを作るプロジェクトを発信中。
『Make! Something Sweet♡』統括責任者
ライフログフォトグラファー/スクラップブッキング講師
千葉県在住
1976年生まれ。2003年スクラップブッキング教室を開講、定期クラスのほか各社企業の講師として「日本ホビーショー」や「ISOT」等の展示会にて、16年間で延べ6,000人以上を教える。
数々の雑誌・ウエブサイトなどのメディアにてハウツー記事、作品制作を担当。2004年より5年間にわたりスクラップブッキング専門誌の翻訳・寄稿編集を担当するほか、るるぶ「こどもとあそぼ!首都圏版」では16ページの特集記事の作品と執筆、付録の監修を手掛ける。2017年度「赤ちゃんとママ」では年間を通し、連載記事を執筆。
ライフログフォトレッスン講座を主宰、スクラップブッキングの写真の撮り方の普及に努める。「リトルママ東京」ライターとして2014年よりサークル、幼稚園・保育園取材し記事執筆するほか、雑誌寄稿や翻訳・通訳者として活動中。
2014年 国際スクラップブッキング協会インストラクター賞受賞
2015年 JLL生涯学習協議会 認定講師アワード受賞
スクラップブッキング専門誌 ラブメモ+第二期デザインチーム
2017年~現在 Altenewデザインチーム