こんにちは!素敵を作るDIYレシピ『Make! Something Sweet♡ スクラップブッキング101』チーフエディタ、土田麗子(Lei)です。
スクラップブッキングの基本の道具は、とてもシンプル。
実は、特別なものを買いそろえなくても十分楽しめるんです。まずは、最低限の道具をそろえてから、必要に応じて効率アップや、デコレーションのための道具を買い足していきましょう。
のりやペンは経年劣化の元となる、酸、リグニン、PVCの含まれないもの(※)を使うのがおススメです。
※スクラップブッキングの商品に書かれている、「Acid free (アシッドフリー)」などの文字が目印です。
切る道具:はさみ、カッター
はさみやカッターは、家にあるものを使ってスタートしましょう。
はさみでペーパーの模様を切り取ったり、カッターと定規でペーパーをまっすぐ切ったりします。
はさみは先が細くなっているものが使いやすいので、細かい模様を切り取りたいなど家にあるはさみで不便を感じるようならスクラップブッキングショップで買い足しましょう。
おススメのはさみ
- クラフトはさみ(We R Memory Keepers)
- キュアシザーズ(クレタケ)
どちらもはさみの先端が細く切れ味が抜群。細かい模様をペーパーからカットする際に大活躍してくれます。
カッターマット、30cm定規
12インチ(30.5cm)のペーパーを切るために、A4サイズより一回り大きいカッターマットと30cm定規を用意します。定規のメモリはインチとセンチ両方あると便利ですが、センチだけでもOKです。1インチ=約2.5cmに換算します。
家にカッターマットがない場合、安価に手に入れる方法は100円ショップでの購入。A4サイズ以上の一番大きいサイズを購入しましょう。講習会など外出先で使う場合は小さいサイズも購入しておくと持ち運びに便利です。
始めから本格的なカッターマットを購入するなら、12インチ四方のものがおススメです。ペーパーを縦や横にカットするだけでなく、対角線で切ることも可能。製作できるアルバムページの幅が広がります。
おすすめの12インチカッターマット
- カッティングマット(EKサクセス)
貼る道具:テープのり、液体のり、スティックのり
アルバムページを作る際、写真やペーパーはのりで貼ります。
スクラップブッキングで大活躍するのがテープのりです。作業が早くなるうえ、汚れたりしわになりにくいという特徴があります。
始めはもっと手軽に始めたいなら、安価なスティックのりで代用しても。直接、写真につけるものなのでスクラップブッキング用、アシッドフリーと書かれた商品を選んでくださいね。
リボンやボタンなど平らでないアイテムを貼りつけるには、強力液体のりを使います。アシッドフリーではない商品も多いので、写真につかないようにするなどの工夫を。
水分の多い水糊などはスクラップブッキングには向きません。写真やペーパーが水分でよれてしわになってしまうため、テープのりがおすすめです。
鮮やかな写真の色をそのままに長期保存をしたいなら、写真に直接つけるのりは上質なものを。
おすすめののり
- コクヨドットライナー
- ピットマルチ2(トンボ)
- ペーパーキレイ(コニシ)
- ボンドタッチ(サクラ)
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/dotliner/long/ドット状ののりなので、貼ってすぐのうちははがすことが可能。時間が経つとしっかり貼りついてはがれません。ちょっと位置をずらしたいな!と手直しする時に最適。
http://www.tombow.com/products/pit_multi/ミニブックの制作時など広範囲を一気に塗れるハケの役割をしてくれる「太塗り口」と、ピンポイントで塗れる「細塗り口」のツインタイプ。
http://www.bond.co.jp/bond/detail/001864002715/液体のりなのにべたつかず、手やペーパーが汚れにくい液体のり。すぐに乾くので使い勝手も抜群です。
http://www.craypas.com/products/lineup/detail/691.php学用品など広く使われる液体のり。
書く道具:ペン
記憶は色あせるけれど、ペンで書いた文字は消えません。
スクラップブッキングで特に大切に扱われているのがコメント書き(ジャーナリング)です。
写真にまつわる思い出や、その時に感じた気持ちをあますところなく表現しましょう。コメント書き(ジャーナリング)は時に見る人を励まし、作った人が後で見返した時には温かい気持ちになる強力なツールです。
ペンは長期的な保存に向いた水性顔料ペンや顔料ゲルペンを使用しましょう。経年劣化しやすい油性ボールペンやにじみやすいペン、熱で消えるペンなどは向きません。サクラクレパスのピグマペンはアメリカでも人気。その他、身近で手に入れやすいものには、SARASA(ゼブラ)やSigno(三菱鉛筆)など、ゲルインキのペンがあります。
便利な時短道具:ペーパートリマー
ペーパートリマーが一台あると、作業がグンとはかどります。
12インチのペーパーも、トリマーにセットして刃を動かすだけでまっすぐにカットできます。メモリがついているので、長さを計りながらカットできるスグレモノです。
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『Make! Something Sweet♡』統括責任者
ライフログフォトグラファー/スクラップブッキング講師
千葉県在住
1976年生まれ。2003年スクラップブッキング教室を開講、定期クラスのほか各社企業の講師として「日本ホビーショー」や「ISOT」等の展示会にて、16年間で延べ6,000人以上を教える。
数々の雑誌・ウエブサイトなどのメディアにてハウツー記事、作品制作を担当。2004年より5年間にわたりスクラップブッキング専門誌の翻訳・寄稿編集を担当するほか、るるぶ「こどもとあそぼ!首都圏版」では16ページの特集記事の作品と執筆、付録の監修を手掛ける。2017年度「赤ちゃんとママ」では年間を通し、連載記事を執筆。
ライフログフォトレッスン講座を主宰、スクラップブッキングの写真の撮り方の普及に努める。「リトルママ東京」ライターとして2014年よりサークル、幼稚園・保育園取材し記事執筆するほか、雑誌寄稿や翻訳・通訳者として活動中。
2014年 国際スクラップブッキング協会インストラクター賞受賞
2015年 JLL生涯学習協議会 認定講師アワード受賞
スクラップブッキング専門誌 ラブメモ+第二期デザインチーム
2017年~現在 Altenewデザインチーム