こんにちは!『Custom Art Factory』です。
YEARBOOK(イヤーブック)ページキットを使って、他のスクラップブッキング作品にも取り入れられるちょっとしたコツをお伝えする連載企画をお届け。1ヶ月に撮影した中から厳選した写真を見開きページに貼って、1年分の写真を1冊のイヤーブックとよばれる小さいサイズのアルバムにまとめる写真整理術をご紹介します。
第11回目となる今回は、スタンプインクでビンテージ加工を行うテクニックです。
スクラップブッキングのペーパーでは、汚れた風合いの柄を良く見かけますが、そういったペーパーを使うときにひと手間加えるだけでページにぐっと深みが増しますよ!
使用するのは、手軽に購入できる一般的なスタンプインクの「顔料系水性インク」です。
私は長年、「こどものかおカラーキス」の『セピア』を使用しています。画像右の大きいものも同じ種類のインクです。もう少し赤味が欲しいときは『チョコレート』を使用します。
着色方法は片手にペーパー、片手にインクパッドを持ち、ペーパーのふちの部分を直接こするだけ。
力が強いとインクが付きすぎてしまいますので、軽く軽く何回か重ねながらインクをのせていきます。
※DTP(Direct To Paper):インクをペーパーに直接つけるテクニックをDTPとよびます。ダイレクトトゥーペーパーの各単語の頭文字をとった呼び名です。
周囲を着色してみました。全く同じ柄のペーパーで、右が着色したもの、左が着色していないものです。
さらに小さいペーパーを重ねてみると、より違いがはっきりわかります。
YEARBOOK11月のページでは、このようにビンテージ加工を施したペーパーを使ってページを作りました。
今回はキレイめな色合いの写真を使用しています。ペーパーをビンテージ加工したら、写真もセピアに…と考えがち。
全体をアンティーク風にまとめるなら良いのですが、写真を引き立たせたいのなら、セピア加工はせずにそのまま使うのがおすすめです。
年賀状シーズンはスタンプインクを取り扱うお店も増えて手に入れやすい時期。
ぜひお試しくださいね。
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YEARBOOK11月キット001 - スクラップブッキングとモノづくりのショップ | Custom Art Factory
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