こんにちは!素敵を作るDIYレシピ『Make! Something Sweet♡ スクラップブッキング101』チーフエディタ、土田麗子(Lei)です。
2017年『スクラップブッキング101』に新たな連載、スケッチ(=レイアウトマップ)が加わります。構図になやむ時間をはぶいて、さっと作れるアルバムページの設計図は「スケッチ」や「ページマップ」とよばれ本場アメリカでも大変重宝されていますね。
新連載では写真の枚数でスケッチを選別でき、1スケッチにつき1つ、作り方のコツやみなさんの疑問にお答えしたり、ポイントをお伝えしていくお役立ち記事をシリーズでお届けします。
第一回目の今日は、よくいただく質問の「タイトルは必ずつけなくちゃいけないの?」についてです。
KGサイズ(6×4インチ、15.2×10.2センチ)またはハガキサイズにプリントアウトした写真1枚と、4×3インチにカットした写真2枚をスケッチを参考に並べます。メインとなるKGサイズの写真には、より目立たせる役目を持つ一回り大きいペーパーを貼りましょう。コメントはジャーナリング用のダイカットペーパー(柄や形にあらかじめカットされているペーパーのこと)に書くと、暗い色の背景台紙でも読みやすくなります。
文字柄のマスキングテープをページ上部に貼り(カットしたペーパーで代用可能です)、パターンペーパーから切りとった絵柄を飾りとしてところどころに散りばめて、完成です。
ページにぐるっと緑の糸でミシンステッチをかけて、アクセントにしています。
スクラップブッキングの作り方講座を開催していてよく聞かれる質問の中に「ページタイトルは必ずないとダメですか?」というものがあります。華道や茶道のようにルールや型の決まっている習い事ではないので、もちろんあってもなくてもどちらでもよいです。
ページタイトルがあるとメリハリのあるデザイン作りができますし、かわいらしい文字ステッカーを使うのが楽しいのでスクラップブッキングのページ要素として定番となっていますが、必ずつけましょうというルールはどこにも存在しません。
今回の作品サンプルにはタイトルらしいタイトルはありませんが、時短ページ作りでは省くのも手ですね。
ぜひ時短としてだけでなく、コツやポイントをお伝えする教室運営などにもお役立てください。
※コンテンツの商用利用につきましてはエンジェルポリシーを参照ください。スケッチ・作例の無断転用・使用はお断りいたします。
『Make! Something Sweet♡』統括責任者
ライフログフォトグラファー/スクラップブッキング講師
千葉県在住
1976年生まれ。2003年スクラップブッキング教室を開講、定期クラスのほか各社企業の講師として「日本ホビーショー」や「ISOT」等の展示会にて、16年間で延べ6,000人以上を教える。
数々の雑誌・ウエブサイトなどのメディアにてハウツー記事、作品制作を担当。2004年より5年間にわたりスクラップブッキング専門誌の翻訳・寄稿編集を担当するほか、るるぶ「こどもとあそぼ!首都圏版」では16ページの特集記事の作品と執筆、付録の監修を手掛ける。2017年度「赤ちゃんとママ」では年間を通し、連載記事を執筆。
ライフログフォトレッスン講座を主宰、スクラップブッキングの写真の撮り方の普及に努める。「リトルママ東京」ライターとして2014年よりサークル、幼稚園・保育園取材し記事執筆するほか、雑誌寄稿や翻訳・通訳者として活動中。
2014年 国際スクラップブッキング協会インストラクター賞受賞
2015年 JLL生涯学習協議会 認定講師アワード受賞
スクラップブッキング専門誌 ラブメモ+第二期デザインチーム
2017年~現在 Altenewデザインチーム