こんにちは!素敵を作るDIYレシピ『Make! Something Sweet♡ スクラップブッキング101』チーフエディタ、土田麗子(Lei)です。今日はアルバム作りの工程の中でも、特に大切にされているコメントを残す=「ジャーナリング」についてご紹介します。
ジャーナリングとは?
スクラップブッキングで作るアルバムの各ページに、写真にまつわる思い出や想いを文章にして書き残すことを「ジャーナリング」といいます。今の自分にしか書けない大切な記録を、写真と一緒に残しておきましょう。
思い出を文字にして残そう!
スクラップブッキングでは、ジャーナリングはとても大切な要素です。写真をカラフルなペーパーやスタイリッシュなアイテムで飾り付けても、そこに文字がなければ記憶が薄れていくと同時に“大切な思い出”も次第に色あせてしまいます。
10年後、20年後、アルバムを見返したときに、どんな写真だったのか、どんな気持ちを感じていたのか、読んですぐわかるようにしっかりと書いておくことはとても大切です。
どんなことを書こう?
写真を撮った場所、日付などの一般的な情報から、そのときに感じていた気持ちや被写体への思いなど、自分にしか書けない内容まで、どんなことでも思いつくとを書き出してみましょう。リストや会話形式にして、いつもとは違う雰囲気を楽しんでも。
子どもを「褒める」ツールとしても推奨されているアルバム作りですが、スクラップブッキングの発祥地アメリカでは、子どもの良い行いを褒めることよりも、「子どもの存在そのものを尊びいつくしむ」ことが先にきます。「目に入れてもいたくないほど愛おしい」などにあたるタイトルフレーズも多くあり、子どもがそのままの存在で価値があって愛されていることをどんどん伝えていきましょう。
「Apple of my eye」「Cute as a button」など、日本語で目に入れてもいたくないほど愛おしいという意味にあたるフレーズが数多くあり、子育て中のママがお子さんの自己肯定感をはぐくんでいくのにぴったりの素材。
スクラップブッキングのアイテムを使ってみよう
アルファベットステッカーやラブオン、チップボードなどのアイテムを使って、ジャーナリングをもっと楽しく。タイトルにステッカーなどのSBアイテムを使えば、メリハリのあるデザインに仕上がります。
手書きが苦手なら、パソコンを使って文章をプリントアウトしても。
どこに書こう?
オススメは、ジャーナリングカードとよばれる、ジャーナリング用のカード。ステキなデザインのカードに文章を書き込むだけの、とても便利なアイテムです。
他には、写真の周りを囲むように文章を書いたり、写真に直接、白ペンを使って書き込んだりと、いろいろ試してみましょう!
思い出だけでなく、アファメーションなどの自分を励ます言葉や自己肯定感をはぐくむための言葉を書き込むのもおススメ!ここでは、黒ペンで写真に書き込んでいます。
プラスアルファのアイデア
何を書こうか迷ったときは、作ったアルバムページの裏を活用してみましょう。写真を撮ったときのことを思い出して、どんなことでもよいので、ページの裏に思いついたことを全て書き出します。その中から、一番書き残したいことを選んで、ページの表にまとめてはいかがでしょうか。
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『Make! Something Sweet♡』統括責任者
ライフログフォトグラファー/スクラップブッキング講師
千葉県在住
1976年生まれ。2003年スクラップブッキング教室を開講、定期クラスのほか各社企業の講師として「日本ホビーショー」や「ISOT」等の展示会にて、16年間で延べ6,000人以上を教える。
数々の雑誌・ウエブサイトなどのメディアにてハウツー記事、作品制作を担当。2004年より5年間にわたりスクラップブッキング専門誌の翻訳・寄稿編集を担当するほか、るるぶ「こどもとあそぼ!首都圏版」では16ページの特集記事の作品と執筆、付録の監修を手掛ける。2017年度「赤ちゃんとママ」では年間を通し、連載記事を執筆。
ライフログフォトレッスン講座を主宰、スクラップブッキングの写真の撮り方の普及に努める。「リトルママ東京」ライターとして2014年よりサークル、幼稚園・保育園取材し記事執筆するほか、雑誌寄稿や翻訳・通訳者として活動中。
2014年 国際スクラップブッキング協会インストラクター賞受賞
2015年 JLL生涯学習協議会 認定講師アワード受賞
スクラップブッキング専門誌 ラブメモ+第二期デザインチーム
2017年~現在 Altenewデザインチーム